今回の飛込競技石川県代表は二羽倖駕選手と村井颯希選手。飛込をお家芸とする石川県としては、2名と寂しい現状とともに、獲得得点も厳しいことが予想されていました。
二羽選手は国スポ前の日本選手権、日本学生選手権と好調を維持するものの、高飛込、飛板飛込の両種目とも、パリ五輪銀メダリストの玉井陸斗選手をはじめ、日本のトップジャンパーが勢揃いし、激戦の展開となりました。
飛板飛込では、そのトップ選手が1本目から高得点をあげる中、二羽選手は得点が伸びず、ようやく後半演技で盛り返し、7位入賞を果たしました。また、高飛込では、2本目に見事な入水を決め、観衆を沸かせる74点という高得点をあげ、さらに、3本目4本目の安定した演技から一時3位につけましたが、6本目、トップ選手はさすがのすばらしい演技を見せ、結果6位入賞となりました。
昨年、大学生となり、高難易度の演技に挑戦し、かなりマスターしてきたように感じ、これからはその確実性を増し、また、「最後の1本ここで決める」という勝負強さを身につければ、常に表彰台を狙える位置にくるであろうと確認できました。
村井選手は両種目ともに中学生の参戦もあり、厳しい状況となりましたが、今持っている力を出そうと頑張り、高飛込12位、飛板飛込13位という結果になりました。昨年2種目入賞の実績があるだけに、本人は残念だったかもしれませんが、これまで立派に飛込競技を続けたくれたことに感謝したいと思います。
今大会の得点は5点。記録が残るここ30年間では、残念ながら最低の点数となりました。県内飛込競技者が減少する中、これからも「飛込王国石川」を継承するため、関係者のさらなる尽力を期待します。