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2016年11月28日

アジア水泳選手権参加報告

競技委員会
委員長 土上克洋

2016アジア水泳選手権の競技審判員を終えて

 先ごろ、11/17〜20日まで開催されました、「2016アジア水泳選手権 東京大会」の加盟団体からの派遣競技審判員を、務めさせていただきました。私自身、初の国際大会でしたがまずは選手に対しても審判員同士のやり取りも、基本英語ということで慣れなければいけませんでした。アジア諸国から34カ国の参加で様々な国の代表選手が集う大会でした。競技の成績は、金メダル数で中国18個、日本16個と少し及ばなかったもののオリンピックメンバーを揃えた中国に対し、日本は、金メダリストの萩野、金藤選手ら不在の中、善戦したのではないでしょうか。競技の運営は、国内とは違い役員長は中国の方でした、審判長も日本と外国の方と交互に進行していました。泳法審判と折返し観察主任も外国人の審判団が配置されていました。外国の審判では、審判長の、笛の吹き方から違いがありこれも慣れていくことと考えました。失格は、15mの潜水違反の1件だけでした。そして、選手及び入賞者の誘導には何か国語にも精通している方が決勝では特別に配置されておりスムーズに選手誘導が行われていました。石川県でも、金沢プールがオープンと同時に東京オリンピックを見据えた外国からの代表選手の合宿誘致が、現在でも進められています。国内の代表選手或いはトップ選手の合宿ももちろんですが、県内のちびっこ水泳選手、トップ選手にも良い刺激になることと思います。今回、中国をはじめ諸外国の代表選手をまじかに見て、その均整のとれた身体と筋肉の付き方、身長の高さには驚きを隠せませんでした。日本選手は、身体では劣るもののその泳法のスキルの高さは目を見張るものがありました。中でも、女子のホープ池江選手はどこまで伸びしろがあるのかと思うほど、泳ぐたびの新記録を連発していました。今回は、10月にワールドカップ東京大会とアジア選手権が続いて辰巳国際水泳場で開催されることで、加盟団体にもどちらかに派遣するように依頼がありました。さまざまな経験をさせていただいたことを、県内の競技運営に生かすとともに金沢プールでのイベントと全国レベルの大会運営を出来るように努力していく所存です。

投稿者:石川県水泳協会at 21:36| 協会役員・競技役員